沖縄旅行中にホテルや宿で、旅行から帰って家で、サッと作れる沖縄そばの作り方と、おすすめの麺を2つ紹介します。
本格的な沖縄そばがとても簡単にできます。沖縄そばの材料も県内のスーパーに豊富にあるのでぜひ試してみて下さい。
自分でサッと作れる沖縄そばの材料
完成すると↑の写真の感じに仕上がります。
今回紹介する沖縄そばは自分で作れる範囲では最もクオリティが高く、お店に近い味が出せます。カップ麺やインスタント麺よりも全然本格的な味です。
使う材料はこちら。
- 生麺
- 出汁(液体でも粉末でも何でもOK)
- テビチ(豚足)の煮付け
- 三枚肉の煮付け
- 万能ねぎ(お好みで)
- 紅生姜(お好みで)
- コーレーグース(唐辛子の泡盛漬、お好みで)
最低限、麺と出汁があれば沖縄そばはできます。
三枚肉やテビチ、ソーキなどの具材を入れると、よりお店の味に近づきます。
麺は色んなメーカーが出しているので美味しそうなものを選んで下さい。今回は僕が大好きな麺2つを紹介します。
【調理工程①】麺を茹でる&出汁を温める
今回の沖縄そばの調理工程はとても簡単です。麺を茹でて、温めた出汁に麺と具材を投入するだけです。
まず麺を茹でるためのお湯と、出汁を同時に温めます。コンロに余裕がない方はどちらからでもOKです。
細かいことはあまり気にしなくてOK。
※万能ねぎや紅生姜を入れる方はそれらを先に準備しておいて下さい。そばが出来上がってからだと麺がのびます。あるいは茹でた麺と出汁を混ぜずに分けておいて、その間に準備して下さい。
麺の湯で時間は各メーカーの袋に記載されているので確認して下さい。
茹ですぎると麺がのびて美味しくないので注意して下さい。
出汁が温まったら器に入れて下さい。
【調理工程②】もう完成!麺、出汁、具材を盛り付ける
麺が茹で上がり、出汁も温まったら、あとは具材と一緒に器に盛り付ければ完成です。
好き嫌いは別れますが、お好みでコーレーグース(唐辛子の泡盛漬)を入れてるとまた独特な風味が楽しめます。
こちらが「てるきな」麺です。出汁は「かつお味」です。
こちらが「亀浜」麺です。出汁は「とんこつ味」です。
具材はスーパーで買うのがおすすめ
今回の具材は地元で有名なスーパー「かねひで」の「テビチ(豚足)の煮付け」と「三枚肉の煮付け」です。
こういった本格的な具材は作るのが大変です。なのでスーパーのお惣菜コーナー、レトルトコーナーなどに置いてあります。
今回はスーパーで買ってきたお惣菜ですが、自分で以下のようなお好みの具材を入れてもOKです。
- ポークと卵焼き
- 野菜チャンプルー
- ゴーヤーチャンプルー
- フーチャンプルー
- ゆし豆腐
- ソーキ
- フーチバー(よもぎ。無料で提供しているそば屋も多い)
などなど。
我が家では子供用に野菜炒めとブロッコリーを入れています。三枚肉の代わりにポーク(スパム)を入れることが多いです。
まあ食べる人が美味しければ何でもOKです。
おすすめ沖縄そばの麺①「てるきな」モチモチ喉越しツルツル最高!
沖縄そばの麺でおすすめなのが照喜名製麺所の麺です。「照喜名」とかいて「てるきな」と読みます。
値段は通常の麺の2倍しないくらいですが、その分とても美味しいです。
「てるきな」の麺は縮れ麺でモチモチシコシコした食感、ツルツルした喉越しがもう最高です。
縮れ麺なので出汁もたっぷり絡んでとても美味しいです。
個人的にはお刺身やお寿司と一緒に食べると相性抜群です。
「てるきな」の麺は県内の沖縄そば屋さんでも使われている本格派の麺で、「てるきな」が一番好きという県民も多いです。
野菜チャンプルー(野菜炒め)をのせて「野菜そば」にしても美味しいです。
焼きそばにしても美味しいです。(沖縄では沖縄そばの麺で焼きそばを作るのは普通です。)
「てるきな」の麺は通販でも買えます。
おすすめ沖縄そば麺の②「亀浜」強いコシと旨味で箸が止まらない
「亀浜製麺所(かめはま)」は知る人ぞ知る製麺所です。こちらは「てるきな」よりも値段が若干高いです。
スーパーではあまり見かけませんが、県内の多くの沖縄そば屋さん(プロ)が使っています。
僕はたまたまスーパーで見かけて食べたら美味しくて、それっきりトリコです。
「亀浜」の麺は細くて平たくストレートの麺で、コシが強く歯ごたえがあります。
ストレート麺で麺の味も美味しいため、ズルズルとすすればもう箸が止まりません。
ストレート麺なので「とんこつ味」など濃い出汁と比較的相性が良いです。もちろんあっさり食べたい時は「かつお味」でも全然OK!
アレンジとしては「亀浜」も野菜そばや焼きそばにしても美味しいのですが、僕はよく沖縄の豆腐「ゆし豆腐」を入れて「ゆし豆腐そば」にします。
僕は野菜チャンプルーとかよりもゆし豆腐が合う気がします。皆さんも一度お試しあれ。
「てるきな」と「亀浜」の麺の違いはこんな感じです。
左のストレートな麺が「亀浜」、右の縮れ麺が「てるきな」です。
麺はどこに売ってるの?
残念ながら「てるきな」「亀浜」の麺は置いているスーパーは限られています。お値段が高めだからでしょうかね?!
特に「亀浜」はほとんど見かけません。「てるきな」はたまに見かけます。
ちなみにこの両方が置いているのは僕が知る限りコープ国場店のみです。(※下に地図あり)
他も探せばあると思いますが、僕がこれまで行ったスーパーの中ではコープ国場店のみでした。県内全てのスーパーを探したわけじゃないので詳細は分かりませんが。。。
ただし、「亀浜」は製麺所で直接買えます。
それぞれ地図で場所を確認して下さい。
出汁の紹介(スーパーにあるもの何でもOK)
今回使った出汁はこの写真の液体タイプ、与那原(よなばる)そばの「とんこつ味」とサン食品の「かつお味」の2種類です。
黒いパッケージの濃縮タイプや粉末タイプもあります。
出汁も色んなメーカーが出していて、どれも沖縄そばとして美味しいのでお好みで選んで下さい。
今回使ったようなストレートタイプは薄める必要が無く、そのまま温めるだけです。
濃縮タイプは薄めて使います。お土産にもおすすめです。
まとめ
本格的な沖縄そばがこんなお手軽にできるなんて意外に感じた人も多いと思います。
ぜひ皆さんもスタンダードな沖縄そばから、好きな具材を入れてオリジナルの沖縄そばを作ってみて下さい。
以上、「サクッと作れる沖縄そばの作り方とおすすめ麺」のおすそわけでした。
コメント